多摩動物公園

【多摩動物公園】梅雨の蒸し暑さに負けず、動物たちに会いに行ってきました。暑さにも負けず、素敵な一日を過ごすことができました。

4月生まれのニホンザルの赤ちゃんが可愛すぎる!

ニホンザルのエリアです。4月に生まれたばかりの赤ちゃんザルは、さらに活発で元気な姿を見せてくれました。

                  ドヴォルザークと赤ちゃん

ニホンザルの赤ちゃんの成長

赤ちゃんザルは本当に小さく、お母さんの背中にしがみついたり、近くで採食の練習をしたりする姿がとても愛らしいものでした。梅雨の蒸し暑さの中でも元気いっぱいで、生後2か月ほどとは思えないほど活発に動き回る姿から、その成長の早さを実感することができました。

                   サザナミと赤ちゃん

                    アサツキと赤ちゃん

                    エサの時間です。

                     

ニホンザルの頬袋は口の両側の内側にあり、食べ物を一時的に貯蔵するために使われます。画像では、食べ物をいっぱい詰め込んで大きく膨らんだ様子が見られます。ニホンザルは器用な手を使って、頬袋に食べ物を詰めたり取り出したりします。これは他のサルに食べ物を取られないよう確保し、安全な場所でゆっくりと食べるための行動です。

アフリカゾウの砥夢

アフリカゾウの砥夢。またなんとも微笑ましい光景に出会いました。

ゾウの鼻でタイヤを揺らす行動

砥夢が長い鼻を使ってタイヤを器用に揺らす様子を観察できました。これは飼育員への食事の催促行動と考えられ、ゾウの知能の高さを示す興味深い行動です。

ぐるっ

       ブンブン勢いをつけ

        タイヤにゴツン

ヨーロッパオオカミのカヨランに会えました

ヨーロッパオオカミのエリアでは、オスのカヨランに会うことができました。

カヨランとスイ

  • オスのカヨラン:換毛期でまた違った姿を見せてくれました!
  • メスのスイ:残念ながらこの日はチラッとだけ。

2025.6月のカヨラン

2024.6月のスイちゃん

ユキヒョウのフク

フクは、本当にかわいいです。

ユキヒョウの美しさ

フクの美しい毛色と、しなやかな動きに見とれてしまいます。ユキヒョウは絶滅危惧種でもあり、間近で見ることができる貴重な機会に感謝です。

園内グルメ:ユキヒョウモチーフドリンクを堪能

動物観察の合間には、園内でユキヒョウをモチーフにしたドリンクを購入しました!蒸し暑い日だったので、冷たいドリンクが特に美味しく感じました。

可愛すぎる「ユキヒョウひそむ 黒ごま ロックラテ」

  • 見た目:雪をモチーフにしたアラザンと黒胡麻ラテにユキヒョウ(マシュマロ)を飼育員さんが監修し再現した可愛いデザイン
  • は、コーヒーゼリーがゴロゴロと入っていて、とっても美味しい。
  • 800円(税込)

動物園ならではの特別なドリンクで、蒸し暑い日の観察の疲れも癒されました。こういった園内限定グルメも動物園の楽しみの一つです。

多摩動物公園

アクセス情報

  • 最寄り駅:京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」下車、徒歩1分
  • 開園時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)
  • 休園日:水曜日(祝日の場合は翌日)
  • サマーナイト:2025年8月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)、14日(木)、15日(金)、16日(土)、23日(土)

今回の多摩動物公園訪問では、梅雨時期の蒸し暑い日でしたが、様々な動物たちと会えました。

多摩動物公園は、広大な敷地で長時間滞在し、ゆっくり過ごせます。動物の自然な行動を時に考えながら観察ができます。

上野動物園と多摩動物公園の違い

同じ東京動物園協会でも、上野動物園と多摩動物公園は全く異なる魅力があります。

上野動物園

上野動物園は、都市型動物園として多くの人々に愛され続けている日本を代表する動物園です。

アクセスと利便性

  • JR上野駅から徒歩5分という抜群の立地
  • 都心部にありながら手軽に動物との触れ合いを楽しめる
  • 短時間の滞在でも充実した動物観察が可能

魅力的な人気動物

  • ジャイアントパンダをはじめとする世界的な人気動物を飼育
  • 希少動物から身近な動物まで、幅広い種類を展示
  • 限られた敷地を活かした効率的な動物配置

上野動物園は、忙しい日常の中でも気軽に動物たちに会いに行ける貴重な存在として、幅広い年齢層の来園者に親しまれています。

多摩動物公園

多摩動物公園は、単なる展示施設を超えた教育や研究機関としての役割を果たしています。 教育・研究面での取り組み – 動物の自然な生態を間近で学ぶことができる環境 – 野生動物の保護や繁殖研究の成果を積極的に公開

国際的な動物医療技術の導入(アフリカゾウ砥夢の抜牙処置では、アメリカから専門医療チームを招聘)

アニマルウェルフェアへの取り組み 日本の動物福祉に関する法制度は欧米諸国と比べて発展途上ですが、多摩動物公園では動物の自然行動を重視した施設整備が進んでいます。特に大型動物の飼育環境は国際基準に近づいており、今後はすべての動物に対して統一された福祉基準の確立が期待されます。

SNS発信から見る違い

上野動物園のSNS

フォロワー数

旧Twitterで約109万人という圧倒的な影響力を持っています。

発信内容の特徴

  • パンダ中心の発信: ジャイアントパンダを中心とした人気動物の魅力発信
  • パンダコンテンツが圧倒的な人気
  • 毎日の動物画像・動画投稿で「元気な姿を発信」
  • 可愛らしさや癒しを投稿

ターゲット層

動物園初心者、観光客、パンダファン、特定動物への強い関心を持つ層

都市部のファミリー層、アクセスの良さを重視する家族、カップル

癒しを求める層、ストレス解消、娯楽目的の利用者

    多摩動物公園のSNS

    旧Twitterで約27万人

    発信内容の特徴

    • 専門的情報: 希少動物の保護増殖事業に関する学術的な情報発信
    • 詳細な解説: 動物の行動観察に関する詳細な解説(動物愛好家向けの企画)
    • 動物福祉: 「野生で群れをつくる動物は、なるべく群れで飼育」など、動物福祉への取り組みを発信
    • 研究活動: 環境省の「認定希少種保全動植物園等」制度による認定など、研究機関としての活動報告
    • こだわりの商品開発 動物の特徴を深く理解した上でのオリジナルグッズ・メニュー開発の発信

    ターゲット層

    • 長時間滞在して動物を観察したい層、ファミリー層
    • 動物の生態や行動に深い関心を持つ層
    • 野生動物保護に関心のある専門的な層
    • 小中高生・小学校教員対象セミナーなど教育プログラムに関心のある層

    明確な違い

    上野動物園のアプローチ

    • エンタメ重視、親しみやすさと話題性を重視
    • パンダの可愛い瞬間など印象的なコンテンツ
    • 誰でも楽しめる内容
    • バズりやすさ パンダ関連投稿の高い拡散性を活用

    多摩動物公園のアプローチ

    • 教育・啓発重視: 専門知識の共有と学習機会の提供
    • 継続的関心、長期的な保護活動への理解促進
    • 動物の生態学習を通じた知識の体験
    • 専門性: ライチョウ、トキ、コウノトリなど希少種保護の学術的情報

    まとめ

    上野動物園は「手軽で集約的」、多摩動物公園は「ゆったりと教育的」なアプローチでそれぞれ異なるニーズに応えていることが分かります。

    上野動物園は、都市型動物園としてのアクセスの良さと人気動物の魅力で、短時間でも満足できるエンターテインメントを提供する一方で、混雑や特定動物への偏重という課題も抱えています。

    多摩動物公園は、広大な敷地と教育・研究機関としての専門性を活かし、ファミリー層から専門家まで幅広い層に対して、より深い学びと体験を提供しています。特に子どもの教育を重視する家族には、動物の自然な行動を観察できる貴重な機会となっています。

    どちらも東京都立動物園として重要な役割を果たしており、目的に応じて選択することで、それぞれの魅力を最大限に楽しむことができます。

    梅雨時期の楽しみ方

    蒸し暑い梅雨の季節でも、動物たちは元気に過ごしています。園内の冷たいドリンクで水分補給をしながら、木陰の涼しいスポットで動物観察を楽しむのがおすすめです。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA